ベビーフード・離乳食
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今回はイギリス発祥のBLW(Baby-Led Weaning)と従来の離乳食の違いを簡単に解説していきたいと思います。
筆者はママ歯科医のなかまです。
目次
1:BLWとは?BLWのメリットとデメリット
(準備面・栄養摂取・窒息など)
2:筆者のアドバイスと最高のメリット発見してみた
さぁ、いってみよう!
「そもそも、BLWって何?」
私もベビーフードの開発を始めた頃、管理栄養士さんに教わったのがこのBLWとの出会いです。私は30歳で第一子を出産したのですが、その当時はなかったし、ママ友でやっている話は聞いたことがなかったのです。
BLW・・イギリスが発祥のはじめからペースト食ではなく固形食。親のペースではなくお子様のペースに合わせる離乳食法。
「準備は簡単そう!」が最初の感想。
でも、よくよく考えると・・なんだか難易度高め?そもそもきちんと食べられるの?と思いはじめて来ました。
ここからは私の感想も入りますので、あしからず。
◎親の準備面の楽さはめっちゃいい感じ
まず、BLWとは離乳食の最初の段階から「固形食」
確かにごはんの準備は楽そう・・・
ゆでたお野菜にお肉とか?
なんなら、大人もね 一緒に食べれちゃいますよね!
忘れてはならない!!一緒に食卓でごはんを食べることはめっちゃ良いことですからね!(親の姿を見て子どもは学びます)(なんでもそうか?w)
そういう意味でも準備が楽っていいよね!!
◎食べられるのか?栄養摂取の問題
そもそも 離乳食の初期ぐらいだと摂取量ってスプーン食べでもそんなに多くないですよね?まだ おっぱいやミルクがメインですし。
だから、あまり気にしなくて良さそう!
この問題に関しては、
⇒栄養については、たくさんの研究がなされており、
BLWと従来法に栄養摂取に関する差はないという結論となっています。
(BLWの元理事にあたる山田先生のnoteより引用)
◎窒息が怖い!
この理由で二の足を踏んでる人が多いのではないでしょうか?
私も歯科医ですが、初期から固形は確かに怖い!!のが本音。
専門家の意見は・・・
こちらも
⇒まず先に結論を述べれば、BLWだから窒息の危険性が高くなるということはありません。
これを支持する研究8),9)がきちんとあります。
後者の研究ではむしろBLWを実践していたほうが固形食での窒息の頻度が低くなるという結果が示されています。
(BLWの元理事の山田先生のnoteより引用)
「実は歯科業界でも、反対派と賛成派が・・・」
(どの議題でもそうですよね?)
◎最後に筆者から感想
「能動的な子どもにしたいならやらせてもいいかも!!」
BLWのページから引っ張ってきました・・・
「離乳食の食べる量や順番、ペースも完全に赤ちゃん任せ。食べなくてもかまいませんし、食べ物で遊ぶのも大歓迎です。」
まさしく、赤ちゃん主導。いや、もう最初から人間としてみていると思った。この食体験は子どもにしたら「no limit!!」な最高な体験ですよね。
私が販売しているKAMUHUGもまさしく「手づかみ食べ」を大切にしていて。自ら食べることで意欲や楽しさ、食べることを学んでほしいと思って開発しましたから。
従来の離乳食って、スプーンで食べさせるから、親主導だし、こどもからしたら何を食べさせられるか、マジ不安だと思います。そもそも、見えないしね!!
小さいうちから自分で選び、楽しむ、そして 食べられるか判断することって生きるうえでの基本。(何を用意するかはきちんと親側が把握しないといけませんが)
そういう意味ではこの初期からの手づかみ食べってとっても素晴らしいなと思います。
「能動的な子どもにしたいならやらせてもいいかも!!」
かも?断定しない理由は
◎やはり、デメリットとして感じる「窒息」
親が怖いや不安という気持ちを抱いているなら・・おすすめしません。
いいな!やらせてみたいと思った方でも、ぜひ専門家の先生のお話を聞いてから始めることをおすすめいたします。
「もし、先生のお子様の離乳食時期にあったら、この方法試してますか?」
と質問が来そうなので答えますね。
はい。YESです!でも、私なら時々ペースト、時々BLWでと交互にやってみると思います!!
私も子どもたちも何事も体験!!ですからね!!
記事監修:歯科医 中間 泉

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