悪習慣になる前に・・丸呑みは改善できます!

今回は離乳食後期のお口の正しい発達の見てほしいポイントを歯科医目線で
解説していきます。

では、行きましょう!

あなたはどう食べてるの?(ママ・パパに質問です)
この意識って結構、抜けてるんですが・・離乳食の発達を追う上で欠かせない目線だと思っています。

「人はどう食べるのか?」
簡単にお話すると・・・
見て、口に入れて、(ここからは口の中の話)、舌で食べ物を左右に動かし、
噛んで、(飲み込みやすい形にして)唾液とまとめて、舌の上に載せて飲み込む
⇒このまとめる作業を食塊形成といいます。きちんと食塊形成がなされないまま飲み込んでしまうと窒息リスクが高くなります。

◎この食塊形成をきちんとできるようにするのが「後期」なんです。
それはお口の中が大きくなり、舌や唇も細やかに動けるようになってきます。この舌は食塊形成をするうえで欠かせない役割があります。

舌の役割とは?
食べ物を口の中で動かし、歯の上に乗せ噛める位置に食物を保持し、まとめるいわば食塊形成の主人公なんです。

たくさん舌を使い、食塊形成をマスターさせたい・・・
私達 親のできることは一つしかありません。
⇒環境を整えること、すなわち、離乳食の食形態を舌が動くような食べ物にすること!

みんなが思っている小さくすればOKではない
「後期も刻み食は勘違い!」ということです。

それは、なぜか?
小さすぎるとそのまま飲み込んでしまい、舌を十分使わないことにつながる。また、奥歯がまだ生えてないこの時期、歯肉と歯肉の間以上の距離よりも小さいと噛めないということ。(普通に考えてそうよね?)

でも、ベビーフードはいつまでもとろみがたくさん!
筆者はベビーフードを開発していますが、このとろみも食塊形成の練習の妨げになっています。
そうです、たくさんのとろみ食は子ども達の食塊形成を勝手に担い、
体験自体を奪っている!

私も商品を開発し、販売する人間です。販売リスクもたくさん考えていますが、もっと考えて販売している結果なんです(でもそれが子どもたちにいいのかはさておき)

多くの商品はたくさんの方に向けて作られている・・・
どんな発達の段階の子が食べるかわからない。また、とろみを多く、具を少なくすれば原材料を抑えられる・・(私の正直 原価に頭が痛い日々)

多くの商品は安価で毎日の食にはもってこいでもあるのです!!
(大手さんのなせる技です)

◎ママ歯科医からアドバイス・・
週に一度でもこの「食べることの練習の最適化」を意識してください。
この離乳食で舌動かせるのかな?
食塊形成の練習になっているのかな?

そんな思いはほんの少しでもあれば、未来のお子様は健康なはずです。
健康は毎日の積み重ね、私もあなたもちょっとずつ頑張りましょ!

記事監修:歯科医 中間 泉
歯科クリニック様、楽天また公式サイトで離乳食、幼児食「KAMUHUG]
販売中

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